液晶画面に表示される情報の見方


左の画像は電源をオンにした直後の状態です。
重要な情報が3点ありますので説明します。

GPSの状態
この測定器の特徴はGPS機能が組み込まれていることです。
GPS機能とはカーナビと同じようなものと考えてください。すなわち、上空のGPS衛星から電波を受信して現在地を特定する機能のことです。
GPS機能はその場所で何時何分に測定し、値はどれくらいなのかを測定機のメモリに記録します。したがって、測定者がメモを採る必要がありません。


GPS機能はその性格上、上空が開けた場所でないと動作しないということを覚えておいてください。
また、GPS衛星から電波を受信してスタンバイ状態になるまでに数分から10数分かかりますので、測定する際は上空が開けた場所に持ち出し、測定器を地面に置いた状態で「wait」の表示が消えるまで気長にお待ちください。

では、電波が届かない室内や、木が密生している場所では放射線量を測定できないのかというと、そのようなことはありません。
GPS機能が働かないということはデータを測定機のメモリに記録しないということであり、放射線量の測定機能とは別になっていますので測定は可能です。
そのような場所で使う場合は測定値をメモにとるなどしてください。

激しい雨や雪が降っている日は電波が乱れることがあるのでGPS機能は劣ります。また、傘をさせばそれが障害物となって電波が届きにくくなると覚えてください。

電池電圧
この測定器は市販のアルカリ電池、単3型を4本使います。4本なので電圧は6ボルト(単位「V」)ですが、使っているうちに電池が消耗して電圧が下がります。電圧が下がると正確な測定ができなくなるため、交換の目安となるようここに表示しています。
4ボルト以上であれば正常に測定できますが、4ボルト以下になると動作が不安定となるため交換が必要になります。

測定値
「----μSv」というのが測定値です。電源をオンにした直後はウォームアップ状態なので値はまだ表示されません。
GPSが「wait」の状態でもここに数値が表示されることもあります。GPS機能と放射線量の測定機能は別々なので、そういう表示になります。
つまりデータを蓄積しなくてもいいのならすでに測定可能であることを表しています。




左の画像はGPSが「wait」の状態でも放射線量の測定ができている状態です。
「wait」の右側の数値は電源をオンにしてからの経過時間を表しています。この場合だと9分7秒経過していると読めます。
ただし、これは写真撮影のために室内で使っているからであり、当然ながらGPS衛星の電波を捉えることができず、いくら待っても「wait」のままとなります。
注意点として、測定器の仕様だと思いますが、室内で電源をオンにして「wait」状態のまま外へ持ち出すと「wait」のままいくら経っても変化しません。
室内で電源をオンにした測定器を外へ持ち出すときは電源をオフにして、外へ出てからオンにするといいようです。



一度電源をオフにして外へ持ち出し、再度オンにしたら数分後、GPS衛星の電波を捉えGPS機能が使えるようになりました。こうなれば持ち歩いても大丈夫です。

「wait」と表示されていたところに「6」という数値が表示されています。これは測定値が6回分メモリに蓄積されたことを表しています。その右の数値は現在の時刻が時分秒で表示されています(14:59:35)。

ちなみに、両方を見比べているとある一定秒数ごとに時刻の左側の数値が上がっていくのがわかります。
この測定器はメモリする間隔を10秒単位で設定することができるので、10秒に設定すれば右側の時刻の10秒ごとに、30秒に設定すれば30秒ごとに1カウント上がります。